予測できるものとできないものについて、理系のための投資入門 -お金の教養フェスティバルより その2-

1日15分、10日で学ぶ! 理系のための投資入門

予測できるものとできないものについて、理系のための投資入門 -お金の教養フェスティバルより その2-

さて、2月20日(日)両国国技館、ファイナンシャルアカデミー主催のお金の教養フェスティバル2011のつづき。
プログラムの第二幕です。ファイナンシャルアカデミーの講師である橋本顕愛氏による講演でした。同氏は、5年ほど前に、機械設計士としてそれまで勤めていた関西の会社をやめ、単身で東京に出てきてファイナンシャルアカデミーにパートで働き出したという経歴の持ち主。(本人は修行と言っていたが)その間、毎月の収支は赤字続き、家族は地元に置き去りのまま、しかし同氏は後悔せず、確信をもってお金の教養を身につけたのだと言っていました。
そのあたりのあらましは、どうやら同氏著の本に掲載されているようです。また、下記ブログも参考になります。

ハッシーの笑う門には福来るhttp://www.financialblog.jp/1089/

同氏は、ロジカルに物事を考えることが大好きで、人生もロジカルに考え切り開いていきたいということを念頭においているそうです。当日、家を購入した知人(ファイナンシャルアカデミーのスタッフ)が、自分の住む家を建てるときに、住む部分と賃貸部分とに分け、家賃収入15万円/月でローン返済の9万円/月を返しなおかつ月々6万円の利益を出しているという話をしていました。こういったことは少し考えれば思いつきそうなものですが、大きく借金をすることや、そのために色々勉強したりすることに対して臆病になったり、面倒になったりで実践しない人が多いのが一般的です。しかし、多くを勉強して知識を身につければ、臆病な部分や面倒に思うことを払拭するくらいの自身や喜びに変わっていくのかなと思います。仕事でも家庭でも、何でもそうですが。

講演の最後にMC役のカリスマ女性トレーダー若林 史江(わかばやしふみえ)氏が、
「経験x知識=知恵」
という言葉を言っていましたが、そう思い実践する人が、教養を身につけ成功していくのだなと納得しました。

経済指標を勉強してみる GDPについて


先々週までの日経平均の動きと中東情勢の悪化から先週の動きが天と地との差が有ったので少し負け越している。まだまだ勉強が足りないのは分かっているのですが。。。
先日、お金の教養セミナーに行ったときでも感じたのですが、政治、社会情勢、経済指標と今まで何一つ株価と結びつけいて考えたことがなかったなと思っていたので、早速基本的なところから少しずつ学んで身にしていこうと思いました。
そこで、基本的な経済指標をググってみました。

今回はGDP
過去のGDPはNIKKEI WEB刊の下記URLで参照できます。
http://www.nikkei.com/news/report/gdp/ (NIKKEI WEB刊 GDP欄)
2009年の前半を底に徐々に成長傾向にはなっていることがわかりますが、2010年の後半は成長は下降、年明けの数値は出ていないのですが、1月は株価上昇傾向ということは大手各社の3月決算着地数値が見えてきたところからの好材料と見て良いのかと思われます。しかし、先週に入り、エジプトのデモに始まる中東情勢のデモ活動が世界の経済を刺激し、日経株価の下降と為替の悪化を招いているのですかねぇ。。。このあたり最後のくだりは新聞の受け売りです。(笑)

GDPに関しての基本的な見方は下記ブログが分かりやすかったです。
ノミでも分かる株入門

概略としては、GDPでは日本の経済がマクロでどのくらい成長しているか、経済活動が活発に行われているかを示す指標。一年の四半期ごとの総務省の発表で我々はわかるが、分かった時点では株価には折込積みなので、想定の範囲か否かを注意深く観察することが必要。基本的には景気が"すごく良い"=株が買われる=株価が上がるということ。

そして、もう一つの影響としては利率引上げに関する影響。
業種として、資材調達等高い原価をかけて企業活動を行っている業種が、景気が良くなることで、借入金利の上昇により借入調達に影響が出て、思わぬ原価上昇=収益悪化に見舞われることも考慮に入れる必要があるようです。

建設株、消費者金融などは要注意。銀行株はこのような話になると反対に好影響を受け株価は上昇する。日銀短観や総裁コメントなどはよく見ておく必要があるようです。

こんなことから一つずつ。納得したことをメモっていきます。

政治と経済、自分の投資と日本の将来を考える。-お金の教養フェスティバルより その1-



政治と経済、自分の投資と日本の将来を考える。-お金の教養フェスティバルより その1-

2月20日(日)両国国技館。主催のお金の教養フェスティバル2011に参加してきました。私は参加は今年が初めてだったのですが、来場者で見ると今年は過去最高の2,000人規模で、お相撲のメッカ、両国国技館で行われました。何度と無く、パネラーの方たちファイナンシャルアカデミーも仰ってましたが、このタイミングで国技館でお金の話。皮肉な感じです。。。(苦笑)

私は両国も初めてなのですが、降りたら駅の文字まで相撲文字で相撲の町なんですね。。。さて、内容ですが、プログラムは午後からの開催で、5人のパネラー(最後は対談形式)で構成された時間割で進行。夕方6時前までと長丁場でした。若干、お尻が痛くなるほどの長時間でした。

【登場パネラーの方々】
竹中平蔵氏 (元経済財政政策担当大臣)
橋本顕愛氏(ファイナンシャルアカデミー)
カン・チュンド氏 (晋陽FPオフィス代表)
古田敦也氏&泉正人氏(対談)(元プロ野球選手&ファイナンシャルアカデミー代表)

と早々たるメンバーでした。

今日は、竹中氏の話のエッセンスを少々。

冒頭の一説。
金融でお金を稼ぐことは汗水たらしてお金を稼ぐのと同じく、"脳が汗をかき"稼ぐこと。GDPのうち金融関係(株や金利)の割合は日本は圧倒的に低い。もっと我々日本人は"脳に汗"する必要がある。

2011年の世界経済は、リーマンショック以後、下げ止まり感があり意外と楽観視されているが、海外進出を目指す日本企業の世界情勢への対応が顕著。新日鉄住友金属の合併は、原材料の高騰への対応。一方で日本の政策(民主党)の問題点を指摘。マニュフェストの破綻、うまくいかなかった政権交代、需給のバランスを考えた経済改革がなされてない。デフレの解消をそのままに、税と社会保障の引き上げ"だけ"をやっても、経済の状況は変わらない。改革の間違えに気付くべき。消費税率"だけ"を引き上げても、経済は良くならない。経済と財政の改革をマクロな視点で行いデフレ解消に向けた根本的改革を行うべき。

今年の日本はどうなるかということで最後締めくくっていたが、海外進出を果たす企業が成功し、株価を上げ内需拡大へはつながりにくいことから株価は上昇するが国内経済は大きな回復はしないのでは。

大きな経済の流れとして、大いに参考になる話だったと思います。

こちらでもレポート発見要チェック↓
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アセットアロケーションを考える

投資信託を考えるとき、色々な本を読むとアセットアロケーションが大切だと書いてあります。サイトも探して、深く分析しているところもあり、読んでみるとそれなりに経済学というか投資額、統計学?みたいな考え方をしている方など様々です。

私の場合、専門的な知識はこれから仕入れながらという前提なので、自分自身にとって"現時点で"納得感があるものを、まずは導入し実践してみないことには始まらないと思ってます。そこで、スタンダードにかつシンプルに以下の考え方で分散投資をしてみようと思いました。

1.国内:海外(先進国):海外(新興国)=50:33:17
2.株:その他(不動産):債券=50:17:33

>国内比率は多いものの、株連動ファンドに比重を置いた形での設定としました。
>その他は今まで投資をしたことが無いものにしようということで、J-REIT(不動産投資)を選びました。

また、ノーロード(手数料:0円)のインデックスファンドを定期積立設定のできるMONEX証券で設定しました。月々小額で、しかもカードから自動引き落としですから、積立を忘れることもありません。
カン・チュンド氏著の「忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術 (アスカビジネス)」にならい、7月のボーナス時期は増額で定期積立設定とし、12月のボーナス時は、アロケーションを当初設定した比率に調整できるように、年一回だけ手動で契約をすることとしました。

来月から引き落としが始まります。今まで短期投資しかしてこなかったのですが、ギャンブルのようなお金のかけ方しかしてきませんでした。今後はしっかり勉強しながら将来の人生を考えて、長期的な投資とは、というところを勉強しつつ、進めて行きたいと思います。

 投資の考え方を多角的に 投資信託を考える

投資の考え方を多角的に 投資信託を考える

禁煙ブログ(らくらく禁煙生活)の方でも昨日触れましたが、ファイナンシャルアカデミー投資信託の講座を先日受けてきました。

今までは、小遣い稼ぎになればと、小額投資(10万円程度)をやっていたのですが、そもそも、何のために投資をするのかを根本的に考え直しました。投資や金融に関する本を読み漁り、ようやく一つの解がはっきりしてきたのですが、それは自分にとって「豊かな生活」を実現するためです。言葉にしてしまうと月並みなのですが、豊かな生活というのは、不安の無い生活、人生ということで特にメンタルな部分が大事だと思います。

40歳も過ぎると、ある程度信用もされ、任され、経験し、自身も付いてくる年代だと思います。子供もそろそろ自我が出てきて、一人で何でもできるようになります。そんな時ふと思いつくのは将来の、これからのこと。その将来の不安を払拭するためには確かな蓄えが必要だと思います。収入もそれなりになってくると、しかし、先立つものは限りなく必要に思え、いえ、実際に必要になってくるのでしょう。子供が受験と就職、結構とイベントを向かえる前に、何とか安定した貯蓄が必要だという考えが湧き出てきました。

そんなときに出会った本の中に、大人の投資入門―真剣に将来を考える人だけに教える「自力年金運用法」という本がありました。自分年金の仕方として投資信託を進める本です。前半半分までは、近年の収入と年金格差からくる、私的年金の勧め、また世界の富豪の投資の仕方などを優しく解説。後半でその私的投資の仕方を説いてます。細かい内容のレビューは後日別の機会に。

そんな私もこの本から始まり、様々な本セミナーに参加したりで、昨日ようやく自分なりのポートフォリオ投資信託を申し込みました。国内株、債券、海外株、債券、不動産等へ分散投資し、世界市場に踏み出したという実感。。。は未だ無いですが、一年くらいするとアロケーションの調整をしたりで少しずつ感じるものも出てくるのでしょう。長期投資なので、途中、何があるか分かりませんが、30年くらいの目安で貯蓄投資を目指して行こうと思ってます。

大人の投資入門―真剣に将来を考える人だけに教える「自力年金運用法」

大人の投資入門―真剣に将来を考える人だけに教える「自力年金運用法」

忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術 (アスカビジネス)

忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術 (アスカビジネス)

9831 ヤマダ電機 年末エコポイント需要で上昇を狙ったのですが。。。

9831 ヤマダ電機 年末エコポイント需要で上昇を狙ったのですが。。。

2010年12月9日、5,650円にて買い。実はその週に母親のデジタルTVを買いにヨドバシカメラに行きました。家電売り場は年末のエコポイントの付く箱物家電、デジタル家電に殺到しており、すごい熱気でした。この熱狂振りはさぞや株価に反映するだろうと、帰宅して直ぐネット検索。株、素人の私はヨドバシカメラを検索したのですが、上場会社としては出てこなかったのでがっかりしました。そこで、類似店舗を持つヤマダ電機を検索し、購入しました。

年末は結局あまり株価上昇も芳しくなく平穏な日々だったのですが、先日、1月20日頃に5日平均線が25日平均線をゴールデンクロスしたので、今週くらいは期待してました。今週に入り、購入価格から10%上昇しましたので利益確定をしました。

久しぶりの気持ち良い利益確定に満足です。この3連休は高配当株を調査し、年度末の高配当株の上昇を狙います。また、今、投資信託にも興味があり、アセットアロケーションを検討中です。先日はファイナンシャルアカデミーのカン・チュンド氏の”「40歳からの!」毎月1000円から始める!カンタン投資信託活用セミナー"という講座にも参加しました。非常に分かりやすく面白く、勉強になりました。直ぐに今年から長期的視野に立った投資も始めたいと思います。

各種投資関係の講座は下記がお勧めです。

8750 第一生命株、再び14万円台目前!

昨年4月に、株式会社化され、それと同時に株主に。取得当時は14万円からスタートしたものの、一時は16万円台まで上がり、兄などはそこで利確し売り抜けたのですが、私はそこから塩付けに。売りタイミングを逃していました。

2005年の中くらいから、小額ではありますが株を始めました。当時は興味本位から、ろくに勉強もせずに始めたので、ほとんどカンに頼る博打状態。2005年の暮れから、2006年にかけてライブドア事件があった頃で、その当時ライブドア株も持ってました。事件発覚前の2005年暮れに売りきり、利益確定できていたので、大事に至らなかったのですが、この頃からあまり進歩は無いですね。

その頃からの、株売買の勝敗表などは場所を変えて、機会があれば公開したいと思います。今は、その第一生命株とヤマダ電機株をもってます。先日から両株とも、ゴールデンクロスで推移しており、売り時を図っています。決算時期で、日経平均も上げていますので売り時期を検討してようかなと思っているところです。