経済指標を勉強してみる GDPについて


先々週までの日経平均の動きと中東情勢の悪化から先週の動きが天と地との差が有ったので少し負け越している。まだまだ勉強が足りないのは分かっているのですが。。。
先日、お金の教養セミナーに行ったときでも感じたのですが、政治、社会情勢、経済指標と今まで何一つ株価と結びつけいて考えたことがなかったなと思っていたので、早速基本的なところから少しずつ学んで身にしていこうと思いました。
そこで、基本的な経済指標をググってみました。

今回はGDP
過去のGDPはNIKKEI WEB刊の下記URLで参照できます。
http://www.nikkei.com/news/report/gdp/ (NIKKEI WEB刊 GDP欄)
2009年の前半を底に徐々に成長傾向にはなっていることがわかりますが、2010年の後半は成長は下降、年明けの数値は出ていないのですが、1月は株価上昇傾向ということは大手各社の3月決算着地数値が見えてきたところからの好材料と見て良いのかと思われます。しかし、先週に入り、エジプトのデモに始まる中東情勢のデモ活動が世界の経済を刺激し、日経株価の下降と為替の悪化を招いているのですかねぇ。。。このあたり最後のくだりは新聞の受け売りです。(笑)

GDPに関しての基本的な見方は下記ブログが分かりやすかったです。
ノミでも分かる株入門

概略としては、GDPでは日本の経済がマクロでどのくらい成長しているか、経済活動が活発に行われているかを示す指標。一年の四半期ごとの総務省の発表で我々はわかるが、分かった時点では株価には折込積みなので、想定の範囲か否かを注意深く観察することが必要。基本的には景気が"すごく良い"=株が買われる=株価が上がるということ。

そして、もう一つの影響としては利率引上げに関する影響。
業種として、資材調達等高い原価をかけて企業活動を行っている業種が、景気が良くなることで、借入金利の上昇により借入調達に影響が出て、思わぬ原価上昇=収益悪化に見舞われることも考慮に入れる必要があるようです。

建設株、消費者金融などは要注意。銀行株はこのような話になると反対に好影響を受け株価は上昇する。日銀短観や総裁コメントなどはよく見ておく必要があるようです。

こんなことから一つずつ。納得したことをメモっていきます。